2020年夏アニメ感想
今期見ていたのは、
・『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season 前半クール
・ド級編隊エグゼロス
・ノー・ガンズ・ライフ
3本です。しかも声優で選んでいます。オタク失格...
今回はネタバレしないように感想を書くことに挑戦しますが、下手くそだからちょっとネタバレになってるかも。
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season 前半クール
1期で活躍したあの子がほとんど出ないということで、楽しめるか不安でしたが杞憂でした。
リゼロは「絶望」の扱い方が本当に上手い。
1期以上に毎週スバルくんがヒイヒイ言う展開で、中の人の喉が心配でした(いいぞもっとやれ)。実に勤勉デスね!
誰かが言った
絶望とは、すごく苦しい状況だけどわずかに光が見えるから諦めることができない、もがき続けなければいけないことだ。
絶望とは、オアシスを探して砂漠の中をさまよって、やっとの想いでオアシスに辿り着いたものの水は枯れていて、本当のオアシスはもう引き返せない場所にあるようなことだ。
決意は踏みにじられるためにある。
1期がハッピーエンドで終わったかに見えたつかの間、取返しのつかない現実がスバルを襲う。
大切なものを失い、もう誰も死なせないと決意したスバルだったが、次々に襲い来る敵と突きつけられる現実にボロボロにされていく。
1期の神回「ゼロから」で、「諦めない英雄」でいることを決意したが、その決意が「諦めることができない呪い」となり、ほぼ詰んでいる状況の中、1人でもがき続け心を削られていく。
明らかに胡散臭い魔女にすがってしまう危うさ。
ここから逆転する展開かと思ったら、さらに状況が悪化していく。
ラム、オットー、ペトラが唯一の癒しかと思っていたら、容赦なく惨殺されていく。
下げて上げて、結局下げるという展開。
エキドナとロズワールが憎たらしくて最高。
ああ、この絶望感...これがリゼロ! 実に、素晴らしい。
ただ、1点気に入らなかった部分があって、
38話(前半クール最終回)で、絶望しきってしまうスバルでしたが、原作ではあともう一回スバルの心に追い打ちをかける話があったのですが、アニメではカットされていました。
あそこをカットされると一気にぬるく感じてしまいますね。追い込み方が足りない。こんなんじゃあ、ナツキ・スバルは完成しない。
この後ファンの間で「オトパン」と呼ばれるシーンがあったのですが、エンディングが流れる中5分くらいのシーンとなりました。
個人的に「オトパン」は1期の「ゼロから」に並ぶ名シーンだと思っているので、1回放送の半分くらい使ってじっくりやって欲しかったです。
一部不満もありましたが、クソ長い4章のストーリーを上手くまとめてくれて毎週楽しくリアタイしていました。
2021年1月からの後半クールも楽しみです!後半ではみんな大好きペテルギウスが出てくるはずデス!
ド級編隊エグゼロス
加隈亜衣さんに「おっぱい」とかエロい単語を言わせるためのアニメ。素晴らしい。
まじめな話をすると星野雲母役の加隈亜衣さんの演技力が光っています。
雲母の人格が沢山でてきて、
・普段のエッチなことが苦手なまじめな雲母
・幼少期のエッチなことに興味津々な雲母
・精神だけ幼女後退した大人雲母
・媚薬を飲んで変態になった雲母
・チャチャに寄生された雲母(精神はチャチャだけど体は雲母なので声は加隈亜衣さん)
これらを見事に演じ分け、しかも別の人格同士で会話するシーンもあり、加隈亜衣さんまじすげー!ってなりました。
ストーリーはエロいことをすると強くなるヒロインのお話ですが、負けたらエロいことされるヒロインの方が好きかな。
ノー・ガンズ・ライフ
もう1人のガンスレイブユニット セブン(顔が銃になってる人。最強)とのバトル。
十三の過去編など熱い展開が続き最高でした。
渋くてカッコいい十三の過去の過ち、心の弱い部分が見えたのが良かったです。
1期では最強の敵のように出てきた セブンとペッパーでしたが、彼らも深堀りされ、心の弱さや危うさが見られて良かったです。
最強、動じないようなキャラが、深堀されて心の弱さが明らかになる展開すごく好きなんですよね。
以上3つしか見ていませんが、どれも面白かったので充実したシーズンとなりました。