いわおとなりて

ポケモン対戦とか水瀬いのりさんとかくまねるさおりとか

2021年冬アニメ感想

2021年1月~3月クールで見たアニメの感想です。
例のごとく、基本的に声優で選んで(主に水瀬いのりさん出演作)、それプラス話題になったものを見ています。
声優ファン目線の感想なので、原作のガチファンにとっては物足りない感想になることをご了承ください。

自分の中で評価が高い順に紹介していきます。

ネタバレありです。

 

ウマ娘 プリティダービー Season2

anime-umamusume.jp

一期のスペシャルウィークサイレンススズカのお話が面白かったので、二期にも期待していました。

二期はトウカイテイオーメジロマックイーンのお話です。

メジロマックイーンの声優は大西沙織さん!大西さんが得意なお嬢様キャラです。

ウマ娘のストーリーは基本的には競馬の史実通りに進んで行きます。
主人公トウカイテイオーの経歴を調べてみると、ケガに苦しめられ、それでも何度も復活するというものでした。これはそのままやっても感動ストーリーになりそう。

ただ、トウカイテイオーメジロマックイーンがライバルという設定になっていたのには違和感を覚えました。史実だと歳が違うし一回しか対戦していないのです。
「無理やりじゃないか?」とモヤモヤしながら見ていたのですが、クライマックスの展開が激熱で、ライバル設定にしたアニメスタッフ陣天才!となりました。

ケガで1年間戦線離脱となったトウカイテイオーと、
トウカイテイオーの復帰を待ちながら、トクカイテイオーの目標として最強のウマ娘であり続けるメジロマックイーン

しかし、トウカイテイオー復帰間近で今度はメジロマックイーンが怪我をしていまします。

絶望するメジロマックイーンと、「今度は自分が奇跡を起こすから見ていて」とメジロマックイーンを勇気づけようとするトウカイテイオー

ここのメジロマックイーン大西沙織さんの泣き演技が神でした。

 

それ以外だと、メジロマックイーンを倒そうと鬼のような努力をするライスシャワーがめちゃくちゃカッコよかったです。勝ったのに観客からブーイングをあびせられるライスシャワーが史実通りでかわいそうでした。

 

神作品でしたが、ワガママを言うともっとこうして欲しい所もありました。

ライスシャワーの時代の話なら、一期の時のように歴史をぬりかえる展開が欲しかったです。(一期ではレース中大怪我をして亡くなったサイレンススズカが復活する。史実のライスシャワーもレース中の大怪我で亡くなっている。)

ライスシャワーが亡くなったレースはアニメ最終回時点の次の年のレース。そこまで時代を進めてライスシャワーの復活をやって欲しかったです。

 

Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season 後半クール

re-zero-anime.jp

自分の中で優勝候補でしたが、ウマ娘が強すぎた。

前半クールはひたすら絶望でしたが、後半クールではスバルくんたちの逆転が始まり、謎も解けていきます。

原作ファンが映像化を待ち望んでいたシーンがハイクオリティで映像化されて熱かったです。

過去編で、イケメンだった青年が豹変してペテルギウスになってしまうシーンは期待通り松岡禎丞さんの演技が鬼がかっていました。

新しく登場したラスボス級のキャラ2人のCVが、釘宮理恵さんと諏訪部順一でどちらも最強感があってすごくよかったです。

姉様(ラム)VSロズワール戦では、姉様が一期18話のレムを思わせるような天使ぶり!姉様マジ天使!
エキドナからもらった本を燃やされて生きる気力をなくしたロズワールも最高でした。

あと、メンタル成長したエミリアに嫌味を言ってもすべて受け流されるエキドナが哀れでかわいかったです。

 

名シーンが次々と映像化して相変わらず神アニメでしたが、自分的には前半クールの方が好きでした。一般的な感想とかなりズレていますね...

リゼロの魅力って、主人公が理不尽な目にあって絶望して喚き散らす所にあると思うんですよ。
逆転パートに入るとちょっとぬるくかんじてしまいます。

だって、決意は踏みにじられるためにあるのだから。

 

PUI PUI モルカー

molcar-anime.com

社会現象を巻き起こした5分間アニメ。

言うまでもないかと思います。

とにかくかわいい!だけじゃなく、人間の愚かさを描いたり、コアなパロディをいれてきたり、
5分間なのにめちゃくちゃ凝ったアニメでした。

 

五等分の花嫁∬

www.tbs.co.jp

原作が大人気なのに対し一期のアニメの出来が悪いという評判でしたが、二期では作画がかなり改善されていました。

上記の理由で一期のアニメを見ていなかったのですが、二期からちゃんとアニメも見てみると、
動いて水瀬いのりさんの声で喋る五月がかわいい!

五月を演じる時の水瀬さんめちゃくちゃ気合入ってますね。

漫画を読んだときは四葉派だったのですが、アニメを見ると五月派になりそう...

 

尺の都合なのか、原作とお話の順番を変えたり、カットしたシーンも多く、やはり原作の漫画よりは劣化してしまう印象がありました。

続編は劇場版とのことですが、原作の残りのお話は、ほぼ勝ちヒロインが無双する展開。他のヒロインのファンは楽しめるのか心配...

 

のんのんびよりのんすとっぷ

nonnontv.com

人気日常アニメ「のんのんびより」の三期。

いつもののんのんびより、田舎っていいのんな。

一期、二期、三期どれも蛍が転校してきてからの一年間のお話で、期ごとに別の日のできごとを放送するスタイル。

正直、二期は一期でボツになったお話を放送しているかんじがして一期より劣る印象でしたが、三期のお話はかなり楽しめるものでした。
いままで出番の少なかった ひか姉とこのみちゃんの出番が多く、新キャラのあかねちゃん、しおりちゃんが出てきて、新鮮はお話が多かったです。

れんちょんが、年下のしおりちゃんの前ではちゃんとお姉ちゃんしているのが微笑ましかったです。あと、れんちょんとしおりちゃん天才すぎるw

 

そして、なんといっても10話!ほのかちん再登場!

一期では突然お別れになってしまって、歳のわりに大人びているれんちょんが泣いてしまったのですが、今度はちゃんとさよなら言えました

涙なしには見られませんでした。

 

IDOLY PRIDE

idolypride.jp

1話でメインヒロインが死ぬというとんでも展開からスタート!

主人公チームは全員新人声優なのに対し、
ライバルチームは声優ユニット「スフィア」「TrySail(トライセイル)」が演じています。ベリーハードモード...

1話で死んでしまった伝説のアイドル長瀬麻奈の呪縛から解き放たれて、自分の歌を歌う少女たちのストーリーは見ごたえがありました。

川咲さくらを演じる菅野真衣さんは、歌も演技も引き込まれるものを持っており、これから注目したいです!

 

主人公チームは5人×2組の10人なのですが、一人ひとりにスポットライトを当てるには尺が足りず、川咲さくら一強感があったように感じました。

あと、ライバルに「スフィア」「TrySail(トライセイル)」を採用しているのに、意外とあっさり勝ってしまったのも、「スフィア」「TrySail(トライセイル)」のファンからすると面白くなかったのではないかと思いました。

 

余談ですが、ラジオキャン丁目キャン番地で、大西さんがIDOLY PRIDEの曲を絶賛していました。あと、菅野真衣さんはマウスプロモーション所属なので加隈さんの後輩。

 

 

以上、今期は豊作でどれも面白かったです!