水瀬いのりのオタクが渕上舞にハマった話

2018年1月24日、ランティスよりアルバム『Fly High Myway!』でソロ歌手デビュー
今までに、シングル4枚、アルバム2枚出しています。
そして、4/29に5thシングル「Crossing Road」発売予定です。こちらテレビアニメ「食戟のソーマ豪ノ皿」のEDテーマ曲になっています。
ソロデビュー前も、ナナシス、Trident、アイドルマスターなどで音楽経験あり。

ラジオ

渕上舞のとりあえずまぁ、話だけでも。
まいラジ

参考：渕上舞 - Wikipedia

このように声優、歌手活動共に活躍されていて、水瀬いのりさんとの共演も多いです。

水瀬いのりとの関係

上で言ったように、水瀬いのりさんとの共演が多く、役同士が密接な関係にあることも多いです。

何と言ってもナナシスでしょう！

渕上舞さん演じる羽生田ミトと水瀬いのりさん演じる七咲ニコルは、伝説のアイドルグループセブンスシスターズ(自分たちはアイドルのつもりはないけど世間ではそう呼ばれている)のメンバーです。
特にミトとニコルは幼馴染で親友という関係です。

また、渕上舞さん演じる比嘉アグリと水瀬いのりさん演じる天神ネロは、最凶のアイドルグループAXiSのメンバーです。
全てのアイドルを滅ぼそうと孤独な戦いに挑むネロの唯一の理解者がアグリです。

現在、ナナシスではストーリーを無料公開しているので、アプリを入れるだけでゲームを進めなくてもストーリーが読めます。まだ読んでない人は是非読んでみて下さい。

エピソード0.7がセブンスシスターズのストーリー

セブンスシスターズの人気絶頂期、人気の裏側で様々な葛藤があり、ミトの身に起きたとある事件をきっかけにセブンスシスターズは解散を考えるお話。
ニコルのミトへの想い、二人がアイドルを目指した理由など明らかになりめっちゃエモいです！

エピソード4.0がAXiSのストーリー

主人公たちの前に突然現れた天神ネロは何故か伝説のアイドル七咲ニコルと同じ声を持っていた。すべてのアイドルを滅ぼす天神ネロの計画がスタートし、主人公たちは失意の底に突き落とされるお話。
普通に、主人公サイドの葛藤や、絶望に立ち向かっていく所が熱いです。
その裏側で、アイドルに強い恨みを持つネロとそれを支えるアグリの関係もかなりいいです。

ここまでストーリーの話でしたが、ナナシスのライブで、一緒にステージに立つ水瀬いのりさんと渕上舞さんがめちゃくちゃ格好いいです！

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ご存じかと思いますが、水瀬いのりさんは2017年12月に自身初のファーストライブをしていて、そこでのパフォーマンスは初ライブなのに素晴らしいものです。

ぶっちゃけ、それ以前にナナシスとか色々出ていてライブ慣れしているので2017年の時点の水瀬さんのパフォーマンスが素晴らしいのは当然と言えば当然なんですよね。

ナナシスのファーストライブが2015年にあったのですが、そこでの水瀬さんはガチガチに緊張していて正直かなり心配になる内容でした。
そんな水瀬さんを渕上さんがかなりフォローしてくれていました。

2017年まで水瀬さんが成長できたのはナナシスに出ていた部分が大きいんじゃないかと思います。そして、そこで水瀬さんにライブのいろはを教えてくれたのが渕上さんなんじゃないかなと思っています。

そして、もう一つ水瀬いのりさんと渕上舞さんの共通点が、

水樹奈々さん

渕上さんも水樹奈々さんに憧れて声優を目指した人なんです。

水瀬さんの奈々さんエピソードとして有名なのが、自身のラジオの誕生日回にサプライズで奈々さんからボイスメッセージをもらいガチ泣きした話です。

これの16：40あたりから

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実は渕上さんも自身のラジオに奈々さんがゲストで来てくれた時、同じような反応をしているんです！

また、渕上舞ファーストライブで、渕上さんは水樹奈々さんの「深愛」を歌っています！

残念ながら発売されているライブBDでは、深愛はカットされています。
渕上さんの深愛の映像は、渕上さんが奈々さんにプレゼントしたものだけとなっています。
誰か奪ってきて下さい！

ライブでは、水瀬さんも渕上さんもラストに地声で「ありがとうございました」と言うなど奈々さんリスペクトの部分があり、ライブ中の仕草もどこか似ている所が多いです。

渕上舞さんの1stライブはミニアルバムの初回限定版の特典で見られます。

約3000円でライブ映像が見られてかなりお得です！

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ハマった経緯

ナナシスのエピソード0.7を読んで、羽生田ミトの演技がすごくてなんとなく渕上舞さんいいなーとは思っていたんです。

それから少し経った頃、最初に言ったように、とある渕上舞ファンの方に出逢いました。

その方がかなり強引に渕上さんを勧めてきて、最初はなんだこいつ…と思っていたのですが、
あんまり勧められるものだから試しに、ちょうどその頃発売されたバレンタインハンターを聞いてみました。

バレンタインという言葉から連想される可愛らしいイメージとは真逆の物騒な曲調、女のドロドロした本音を書いた歌詞、shooting chocolateとかいう意味不明な言葉、そして問題のMV…
年齢不詳だけど結構歳いってるはずの渕上さんがピンクのロリータ服を着て楽しそうに踊っている…チョコレートに投入される謎の薬品…

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歌手　渕上舞さんってやべええ人だってなりました！

このバレンタインハンター、予測不能daysという曲と両A面シングルになっています。
予測不能daysはアニメのタイアップ曲になっているので、本当だったらバレンタインハンターは予測不能daysのB面に入るはずだったのですが、渕上さん自らが、バレンタインハンターは前からやりたかった曲だからA面として売って欲しいとお願いし、両A面になったそうです。

渕上さんは自分のやりたい音楽がちゃんとあって、それを許してくれる周りの大人もすごいな！

また、バレンタインハンターの女の本音を書いた歌詞は、渕上さんご本人が作詞したそうです。
調べてみると、
渕上さんのこれまでの楽曲の半分以上渕上さんご自身の作詞とのこと！

過去の曲も聞いてみました。
全体的に言えるのが、
夢とか希望とかきれいごとみたいな言葉があまり使われていない。
がんばらなくていいんだよ
君は君でいい。無理なんかしなくていい
というメッセージの曲が多いと感じました。

水瀬いのりさんの楽曲は、夢や希望といった言葉がよく出てきて、夢に向かって突っ走れー！がんばれー！って曲が多い気がしますね。
それも大事なメッセージだと思います。

渕上さんはもう少し歳を取った人向けのメッセージ
疲れた時は休んでもいい
という大切なことを教えてくれる音楽だと思いました。

同じように奈々さんに憧れて走り出した二人ですが、

明るい楽曲が多い水瀬さんと、

どちらかというと陰というイメージの渕上さん。

CDの売り上げを見ると、
水瀬さんは人気者なので毎回1万枚以上売れています。
対する渕上さんは平均2000枚といった所。
正直、渕上さんもう少し売れて欲しいなーと言った所…

水瀬さんの方が強そうに見えますが、
最近思っているのが、人気があるといいことばかりじゃないということ。
人気があると縛られることも多いということ。

同じ時期に水瀬さんはシングル曲「ココロソマリ」を出しましたね。
ココロソマリのMVは、俳優が使われてオタクらしくないものになっていて話題になりましたね。

僕の勝手な予想ですが、水瀬いのりの陣営は非オタクの層をターゲットにしてファンをもっと増やしたいという狙いがあってああいうMVになったのかと思っています。
実際、水瀬さんは自分名義の曲ではアイドルっぽい歌い方をしないし、一般アーティスト風な曲が多いです。一部ではMr.Childrenに似ていると言う人もいます。非オタクの音楽ファンも好きになって欲しいと思います。

しかし、発売当時の水瀬さんのラジオなどでの話を聞くと、なんか乗り気じゃないように見えてしまったんです。

ココロソマリのMVすごくよかったです！というメールが来てもなんか反応が素っ気ない気がしたんです。
ココロソマリの製作の話になっても、なんだか浅い話しか出てこない…

周りの大人がCDの売り上げと伸ばそうと勝手に動いて、ココロソマリは水瀬いのり本人が作りたかったものではなくなってしまったのではないか…

水瀬さんのラジオを聞いていても、水瀬さんがイメージダウンに繋がるようなことを言わないようにかなり話題が制限されている。メールもお堅い内容のものばかり読まれる。なんか自由に話せていないと感じることもあります。

これ以上は暗い話になるのでやめておきましょう。
全部僕の勝手な妄想です。

ナナシスのエピソード0.7の話をまたここで持ってきますが、
その中で鳥かごのレストランの話がありました。
少しネタバレになりますが、あらすじは雑にまとめるとこうです。

鳥かごのような小さなレストランがありました。
そこのシェフの料理はすごく美味しいです。
そこに男が現れて言いました。
「こんな美味しい料理もっとたくさんの人に食べてもらうべきだ。分店をたくさん作ってチェーン店化しよう」
シェフは男の話に乗り、チェーン店化したレストランは大人気になりました。
しかし今度は、本店以外は美味しくない、接客に温かみがないなど苦情が出るようになりました。
そしてある客は言いました。「この店は特別なお店ではない。ただのチェーン店だ」
もう店はシェフが思い描いていた鳥かごのレストランではなくなっていたのです。

かなり雑ですが以上です。

水瀬いのりがこのチェーン店のようになってしまうのか心配です…

水瀬さんが自分らしくあれますように...

アイドルはアイドルじゃなくていいんだぜ

渕上舞さんは、バレンタインハンターのような思い切った楽曲を出すことも許されて、ほとんども楽曲の作詞を自分でやっていて世の中を皮肉ったようなものも多く、かなり自由に自分の好きな曲を作っている印象を受けます。

正直CD売り上げはそんなによくないけど、

知る人ぞ知る鳥かごのレストランのようなアーティストだと思います！

また、渕上舞さんは自身のラジオ「渕上舞のとりあえずまぁ、話だけでも。」をやっていて、

・鋭い斧のようなハッキリとして物言い
・まじめすぎて大したことないことでも考えすぎてしまう所
・意外と恋愛の経験が疎く、小学生並みの恋愛妄想話が出てくる所

などがとても面白く、すごく自由に話している印象を受けます。

僕も一度、渕上さんを煽るようなメールを送ったのですが、鋭い斧のような発言で返り討ちにあいました(笑)

以上、水瀬いのりオタクの僕が渕上舞さんにハマった経緯、渕上舞さんの魅力でした。