いわおとなりて

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渕上舞さんの歌詞にある「向かい風」について

私は声優で歌手の渕上舞さんのことを、「がんばりたくない人」だと何度も言っているが、

彼女の代表的な楽曲の中に、「向かい風」または、風が吹く方とは逆に進む的な表現が意外と出てくることに気づいてしまった。

向かい風の中進んで行くってめちゃくちゃがんばってますやん。。。

 

向かい風という表現が出てくる楽曲をあげると、

「Journey」の、

「大嫌いだった場所だって
今はもう胸を張って立てるから大丈夫
向かい風にだって流されないよ」

と、

「Cute Appeal」の、

「風見鶏が向いた方とは逆に歩いて行く」

この二つ。

 

まず「Journey」のフレーズですが、

「大嫌いだった場所だって
今はもう胸を張って立てるから大丈夫」

聞いた話によると、渕上さんが若い頃、とある会場でのライブで失敗してしまったらしいが、次に同じ会場でライブをした時は良い表情をしていた。というエピソードがあるらしい。

トラウマや苦手意識を植え付けられたものを克服するにはめちゃくちゃ努力が必要だ。渕上さんはここでものすごくがんばったに違いない。

「向かい風にだって流されないよ」

上にあげたような困難に負けないという強い意志を感じる。

 

次に、「Cute Appeal」ですが、

この曲全体を見ると

「苦手なことはしない」

「マイペースに生きよう」

「明日からがんばればいいや」

と、まさにがんばらないで楽に生きようという曲なのだが、その中にしれっと

「風見鶏が向いた方とは逆に歩いて行く」

他人と違うことをするのは結構疲れるのだ。めちゃくちゃ無理してがんばっている歌詞が入っているのである。

可愛くて軽い曲調で歌っているから気づきにくいが、コッソリとめちゃくちゃがんばっているのである。。。

なんで、らしくもなくがんばってるのか、私の無い頭で考えてみたのですが、

この一つ前のフレーズ

「一度きりの人生だもん
迷ったり悩んだり
バカみたいじゃん
今すぐ やめちゃえ」

をみるに、

自分でどうしようもないことは悩んでもしょうがない。

だけど、人生楽しむためなら、他人と違うやり方をしないといけない時がある。自分らしくあるためには向かい風に逆らってがんばれ。

と私は解釈する。

 

 

この、「Journey」と「Cute Appeal」の共通点は、どちらも渕上さんの生き方を歌った曲であること。

「Journey」は、歌手、声優としてこれまで苦労した道のりと、これからどうしたいかを歌った曲

「Cute Appeal」は、こういう人生楽しいよねって理想を歌った歌

人によってとらえ方は違うけど、私はそう解釈する。

 

渕上さんは普段「がんばりたくない」と連呼しているが、

「生き方」をテーマにした曲の中に「向かい風」という厳し言葉が入るあたり、やる時はがんばらないといけないと無意識に訴えているのではないか。

当たり前だけど、渕上さんは人気声優なのだから、本当は影で努力しているに違いない。努力しないで声優になれる人なんていない。

では、がんばらないといけない時ってどんな時か?

それは自分らしく生きるために頑張る時

人生を楽しくするためにがんばる時

なのかなぁ。

それ以外は楽に生きようず。

 

まあ、自分らしさって何なのかよくわからないし、それを見つけるのが一番難しい。社会人としてそんなチャランポランだと周りが許さない。色々大変なんだけどね。。。

 

このように、渕上さんの曲って意外と「がんばるワード」が入っているので、そういった面に注目して曲をきいていきたい。

考えがまとまったらまた何か書くかも。書かないかも。

まあ、明日からがんばればいいや。