水瀬いのりさんの2020年後期について思うこと
水瀬いのりさんの2020年後期の活動について思っていることを垂れ流します。
ネガティブなこともはっきり言うので、そういうのが苦手な方はブラウザバック推奨。
他の人から聞いて「なるほど」と思ったことも書いていきます。(そっちがほとんどかも)
- 9th SINGLE 「Starlight Museum」
- オンラインライブ「Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes」
- 『新本格魔法少女りすか』ライブ配信朗読劇
- ラジオ水瀬いのり MELODY FLAG(メロフラ)について
9th SINGLE 「Starlight Museum」
最初聞いた印象をはっきり言うと、
なんか聞いたことあるような曲だな…
音楽全然詳しくない私でもそう思えてしまいました…周りの音楽詳しい人たちも色々言っていましたね…
アーティストとしての方向性が定まったのか、ここ最近似たような曲調が続いています。
表現力があり、多彩な歌い方ができる人なのに、それが活かせていないのが、少し残念です。
表題曲に文句を言いつつも、CDを買ってカップリング含めて3曲聞くと、
2曲目に収録されている「クリスタライズ」は変則的な曲調で面白い曲でした。
本人曰く「いい意味で気持ち悪い曲」とのこと。
新しいことに挑戦した曲があり、アーティスト水瀬いのりは挑戦することをまだやめていないことがわかり、安心しました。
表題曲でもこの「クリスタライズ」くらい挑戦した曲が欲しい所です。
Starlight Museumの話に戻ります。
歌詞について
作詞は櫻澤ヒカルさんと水瀬いのりさん本人の合作とのこと。
今回も水瀬いのりさん本人の作詞を期待していたので、合作というのはちょっと残念でした。
新型ウイルス感染拡大のご時世で、あの多忙な水瀬さんの仕事が減り、何もしない時間が増えた。それなら、空いた時間に次の歌詞を考えているのではないか?と、僕が勝手に期待していました。
Catch the Rainbow!とココロソマリで、本人の作詞が素晴らしかったです。
なので、今回もご本人の作詞にかなり期待していたのですが...
うーん、他の人と合作ですか...
歌詞を雑に要約すると、
「これまで5年間支えてくれた人たち、ファンの皆ありがとう」
と言うものでしたが、Catch the Rainbow!と被っている。
さらに、Catch the Rainbow!は完全本人作詞なので、どうしてもCatch the Rainbow!よりも影が薄い印象になります…
歌詞の中に
「これまでとこれから」
とあるが、
「これまで」については歌っているが、「これから」の要素ある?と思ってしまいました。
2019年ライブツアーCatch the Rainbow!を成功させたことでアーティスト水瀬いのりは一つのゴールに到達しました。
この完成形からさらなる進化を見せるのか?
それとも燃え尽き症候群になってしまうのか?
ファンはアーティスト水瀬いのりの「これから」に期待と不安を持って、この9枚目のシングルを待っていました。
そこに発表されたのが上記のような、今までと代わり映えのない曲調の楽曲でしたので、「これから」について、あまり期待できないのが正直な所です…
新しい要素が欲しかった。
例えば、
・アカペラなど独特な音楽に挑戦する。
・ラブソングなどに挑戦する
・今まで明るい楽曲が多いので敢えて闇のあるネタに踏み込む(水瀬さんって独特な考えを持っていて、いい意味で性格が悪いので、性格の悪い歌詞とか作って欲しい)
次へ繋がる変化が欲しかった...
やんや言いつつも、オンラインライブでライブバージョンを聞いたら感動したし、
MVの横顔ドアップが美しくて、
ヨコガオ…ヨコガオ...って言いながら床になったんですけどね。
あと、MVの中で、声優としての水瀬いのりの家での姿を見せてくれたのもよかったです。
今までの水瀬さんってファンに私的な部分を見せるのに抵抗があったと思うので、ファンとの距離が近くなったのはすごく良いことだと思います。
オンラインライブ「Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes」
正直、見る前は、あまり期待していませんでした。
上記の新シングルがあまり刺さらなかったので、
他にも、
・客いないのに横浜アリーナでやる意味ある?
・録画なのに、それってライブって言えるの?
・オンラインなのにチケット高くね?
・最近他の声優さんも見るようになって、他と比べて水瀬さんの陣営は融通が利かないことに不満を感じるようになった
などの要因があり、当時はモチベが下がっていました。
そんな心境でライブを見始めた訳ですが、終わってみると惹きこまれました。
素晴らしいライブでした。ありがとうございます。
配信期限ぎりぎりまで何周も見ました。
ライブパート感想
1曲目は夢のつぼみ
スカート半分しかない!
パンツ短い!
おおおおお!
とオタクのスイッチが入りました。
今までの夢のつぼみはラストの「背が少し伸びた影駆けていこう」で、頭に手を当てて背伸びするようなポーズを取るのがすごく可愛かったのですが、今回はなかった気がします。
もう大人の女性に成長したのだから背伸びはしない、ありのままの自分を見て欲しいというメッセージだと勝手に思っています。
そして、いのりバンド!
前回7月に公開された「僕らは今」のMVではキーボードのおばちゃんがいなかったのですが、
今回全員集合!
Ready Steady Go!で、おばちゃんはタオルを振り回しすぎて遠くに投げ飛ばしてしまい、コソコソとスタッフが拾いに来る様子が画面の端に映っているのが可愛かったです。
でも、アニバーサリーライブだし定番の楽曲が続くのだろうと思っていると、
MCにて、
水瀬「メロフラというラジオをやっているのですが、次の曲は初代エンディングテーマです。」
笑顔が似合う日が1stライブ振りにキターーーーーーーー!!
(リアルタイムのチャットに「笑顔の似合う日きた!」とにわか発言してしまったのは内緒)
この新型ウイルス感染拡大のご時世でも「笑顔が似合う日は来る」という歌詞が刺さりましたね。
前回1stライブでは、どこか奈々さんを意識した、ある意味カッコつけたような歌い方でした。
それに対し、今回は自分らしい堂々とした歌い方になっていたと思います。
久しぶりの曲が来ると前回からの変化、成長が感じられてとてもエモいですね。
そして、ファンの間でもう一度聞きたいという声が多かった
・春空
・Innocent flower
・BLUE COMPASS
とファンを殺しに来るようなセトリでした!
特に、BLUE COMPASSは、前回歌った時のMCで、
「この曲はすごく難しくてまだ完成していない。いつか完璧に歌えるようになったらもう一度歌いたい」
的なことを言っていた気がしますが、
ここで解禁!
前回よりも堂々とした、完成形に近いBLUE COMPASSを披露してくれました。
外しちゃいけないのが、Innocent flowerの
「振り返ればどんな時もひとりぼっちじゃなかったと知るよ」
で、空席の客席からいのりバンドの方を振り返った時、涙してしまったこと。
このご時世で歌えなかった時も待っていてくれたいのりバンドのことを想ったのか?
この五年間支えてくれた人たちのことを想ったのか?
空席の客席を見た悔しさからなのか?
真相はわかりませんが、この人は人を惹きつけるものを持っていると改めて思いました。
あと、これも聞いた話ですが、
今回のライブ、水瀬さんのコンディションはあまり良くなく、結構ミスがあったとのこと。(私は音楽詳しくないから気づけなかった…)
それでも撮り直ししなかったのは、弱い部分もファンにさらけ出してくれたということ。
改めて、ありのままを見せてくれるようになったのは彼女の成長だと思います。
あと、上でボロクソに言ったStarlight Museumですが、ライブだと水瀬さんの感情がストレートに乗ってすごくいい歌に化けたと思います。
水瀬さんがデモから選ぶ時、一目惚れしたとう曲。
好きな曲に、ストレートに想いを乗せて歌うのだから、それは強いですよね。
おまけトーク感想
2019年エジソンのCatch the Rainbow!レビューでは、水瀬いのりのガチオタっぷりを発揮していましたが、今回も健在でした。
「笑顔が似合う日が一番よかった」などわかりみ発言を連発!
後日、大西さんのラジオで、
友達としていくか、水瀬いのりのオタクとしていくか迷ったと話していましたが、
水瀬いのりガチオタの大西沙織さんとして来てくれて、最高のアフタートークとなりまいした。
新曲出すたびに大西さんを呼んで、アーティスト水瀬いのりを語る配信をやって欲しいです!
バラエティのコーナーで心に残ったのが、
「子犬、いちご、水瀬いのり」を可愛い順に並べろというお題が出た時、水瀬さんが本気で嫌そうな顔をしたことです。
水瀬さんの魅力って、素直で感情が顔に出やすいことだと思っているので、アイドルのようにいつもニコニコしているより、機嫌悪そうな顔をしてくれた方がずっと好きです!
それから、機嫌悪そうな顔をしながら
「こんなお題どうやったら面白くなるの?」
と呟いていたのが、私としては意外で、
水瀬さんはバラエティのお仕事も面白くしようと意識しているとわかる発言だと捉えることができます。
最近の水瀬さんはバラエティのお仕事が減少傾向にあり、本人に苦手意識があるのかと思っていました。
バラエティへの意識が意外にも強いことがわかったのが個人的に嬉しかったです。
私としては、ラジオのトークやバラエティの水瀬いのりさんがすごく好きなので、本人にやる気があるならもっとバラエティに出て欲しいと思っています。
と、ライブを見たら脳死の「いのりちゃんかわいい」オタクになってしまった訳ですが、
不満点、もっとこうした方がいいという点もあったので、次で上げていきます。
オンラインライブの不満点・提案
客いないのに横浜アリーナでやる意味ある?
これに尽きますね。
どうして横浜アリーナでやったのか私の予想を述べると、
一つ目の理由は、中止になった夏のライブと同じ会場にすることで、
「約束の場所で待っているよ」
「離れていても繋がっているよ」
的な演出がしたいから。
現に、上で述べたように、Innocent flowerで、空席の客席からいのりバンドを振り返って歌いながら水瀬さんが涙するシーンでは、私含め多くのファンが心動かされました。
でも、これって周りの大人がそういう演出をしたかっただけで、水瀬さん自身は本当にそういう形のライブにしたかったのか疑ってしまいます。
なんとなく、押し付けてる感が…
真相はわかりませんが、水瀬さん本人がやりたい形を最優先して欲しいと思います。
二つ目の理由は、ライブ会場を順番に大きくしていきたいから。
水瀬さんのライブ会場はここまで
2017年1stライブ 東京国際フォーラム(5000人)
↓
2018年Blue Compassツアー 幕張メッセイベントホール(8000人?)
↓
2019年Catch the Rainbow!ツアー 武道館(10000人?)
↓
2020年We Are Nowツアー 横浜アリーナ(12000人?)
と毎年会場が順番に大きくなっています。
アーティストの世界では、会場を順番に大きくしていくのがお約束なようです。
もし、2020年の横浜アリーナでのライブが完全に中止になってしまったら、来年2021年のライブは同じ横浜アリーナ、またはそれと同規模の会場でやらなければいけません。
今回無観客とはいえ横浜アリーナを強行することで、来年2021年のライブはさらに大きな会場でやる権利を得ることができました。
つまり、来年以降のライブで沢山お客さんを入れたいという狙いです。
これも、大人の事情的なものが見え隠れしてしまいますね。
ファンの中には、ソロで東京ドームライブをやって欲しい、奈々さんに追いついて欲しいという人はいますが、私は違う意見です。
というのも、武道館のライブ以降、水瀬さん本人の口から「もっと大きな会場でやりたい」と言った発言は出ていません。本当に水瀬さんは大きい会場でライブをすることを望んでいるのか?
水瀬さんって自分の欲望を口にするタイプではないので、何がしたいのか見えにくいんですよね。水瀬さん本人の「したい」を形にして欲しいです。
まあ、Innocent flowerでは本当に感動したんですけどね…
次に、オンラインライブという形でやるなら、どういう形でやって欲しかったか私の願望を述べます。
小さいスタジオで、アコースティックライブという形でやってもよかったのではないか。
このご時世中で、私は水樹奈々さんと渕上舞さんのオンラインライブを見たのですが、どちらもアコースティックライブという形でした。
アコースティックライブのいい点として以下が上げられます。
・小さいスタジオなので顔や表情が良く見える
・既存の楽曲がアコースティックバージョンになって変化が楽しめる
・ライブメンバーとゆるい感じのトークが楽しめる。
・映像編集的な演出ができる(渕上舞さんでは、可愛い系の楽曲の時、ハートのエフェクトが出るなど)
水瀬さんの可愛い顔が近くで見られるって最高じゃないですか?
大きい会場では味わえない。
水瀬さんって歌う時、表情とかでも演技しているので新しい発見とかもあると思うんですよ!
アイマイモコとかKitty Cat Adventureとか可愛い系の楽曲に、可愛いエフェクト付けたら死人が出ますよ!
あと、水瀬さんといのりバンドのトークをすごく見てみたい!
最初はいのりバンドにも人見知りしていた水瀬さんですが、少しずつその絆を深めてきました。
そろそろいのりバンド座談会的な配信をやってもいいのではないでしょうか?
もう一つ提案と言う名の願望として、
ミニライブ配信を月1くらいのペースでやって欲しい
これも渕上舞さんからの輸入なのですが、
渕上舞さんは2020年秋頃、「まいのうた」というミニライブ配信を月1でやっていました。
内容は、レコーディングをするような小さなスタジオで1時間程度ミニライブをするというものでした。(ほぼカラオケ配信)
これもカメラとの距離が近いので、表情や癖が楽しめる、長期間歌われていない楽曲が回収できるなど、ファンにとっていいことが沢山ありました。
あと、アーティスト側はライブの練習になり、勘が鈍るのを防ぐという利点があります。
水瀬さんのオンラインライブはコンディションが良くなかった言われていますが、久しぶりだったことが大きいと思います。
そういった問題の解決にもなるかと。
このご時世の影響でエンターテインメントは配信へと移行しているので、これくらい攻めたことをやってもいいのではないでしょうか?
と言っても、難しい問題が沢山あるのでしょう。1ファンが文句言っても仕方ありませんね…ただ考えを垂れ流したいだけです。
ここからはアーティスト以外の話
『新本格魔法少女りすか』ライブ配信朗読劇
アーティスト活動以外で最近、印象的だったのが、『新本格魔法少女りすか』ライブ配信朗読劇。
(アーカイブはいつ公開されるのだろう)
水瀬さんの演技力の高さを改めて見せつけられるものでした!
声はもちろんのこと、視線、表情、間の取り方などで物語を表現していました。
特に後半の小野賢章さんが悪役になり、水瀬さんのキャラと対決するシーンでは、
小野賢章さんの変態ぶりに、水瀬さん本人が本当に怯えているように見えて、お二人のすごさに圧倒されました!
声優さんの表現力ってすごい!
水瀬さんは特に表現力が高い声優なので、朗読劇はすごく合っていると思いました。朗読劇のお仕事をもっと増やして欲しいです。
他の人が言っていましたが、水瀬さんが持っている台本を見ると、メモの量がえげつないとのこと。
お仕事への本気度、見えないところでの努力が彼女をここまでの人気声優にしたのでしょう。
また愚痴になってしまうのですが、
朗読劇を見るに、水瀬さんは演技力、表現力の幅がすごい。
これだけ表現力があるのに最近の本人名義の楽曲がワンパターンになりつつあるのが残念に思えます。
この朗読劇のように水瀬さんの能力を最大限活かせるようなものがアーティスト方面でも欲しいですね。
ラジオ水瀬いのり MELODY FLAG(メロフラ)について
最近の放送は、個人的には面白いと思っています。
集計取ったわけではありませんが、最近は新しい人のメールを多めに読み、適度に前から読まれている人も読んでいる印象です。
その新しい人のメールに、面白いものが多く、聞いているだけでも楽しめています。
お絵描き専門や、Twitterで「いのり好きぃぃぃぃ!」って叫んでいるけどメールを送ったことはなかった人が、最近送るようになって、かなりいい文章を書いているのは驚きでした。
前からメールを送っている自分の立場が危うくなってきたとビビっています…
あと、上記の朗読劇の話を結構がっつり話してくれたのもよかったです。
メロフラで声優側のお仕事をガッツリ取り上げるのって珍しいですよね。
不満点あげると、
一つ目は、コーナーマンネリ化してない?
2019年の大掃除以降コーナーに変化はなし。メールを送る側からすると、もう送るネタがなくてしんどい。
読まれているメールも、どこか似たような話もちらほら。
投票で昔のコーナー復活とかやってくれたらいいと思っています。
まあ、新しいリスナーが増えてメール自体は来ているみたいなので、番組作る側からしたら今のままで帰る必要がないのでしょう。
二つ目、ノベルティの扱いが雑じゃね?
12/13放送の「水瀬さんの思い出」企画から、旧ノベルティの在庫処理として、読まれた人全員にノベルティが配られるようになりました。
みんなが幸せになれるいい試みだと思いましたが、だったら12/6の誕生日回にすごくいいメールが沢山読まれていたので、12/6から全員配布にすればよかったのでは?とモヤモヤしてしまいます。
少し文句はあるものの、最近は新しくメロフラにメールを送る人が増えているようでいい流れなのではないでしょうか?
もしこれを読んでいる人の中に、メロフラをきっかけでラジオにメールを送るようになった人がいたら、一つ言いたいことがあります。
メロフラ以外のラジオにもメールを送ってみてください!
他のラジオは、雰囲気も、メールの採用基準も違い、視野が広がると思います。考え方も変わると思います。
メロフラはどちらかというと真面目でかしこまったメールが読まれやすい傾向ですが、他のラジオでは結構はっちゃけた内容のメールが読まれたりします。
私のオススメは
「加隈亜衣・大西沙織のキャン丁目キャン番地」
ニコニコ動画で毎週木曜昼の12時に最新回がアップされます。最新回は一週間誰でも無料で聞けます。
水瀬さんの話題も頻繁に出るのでオススメです。
最近では、上田麗奈さん、楠木ともりさんあたりのラジオも勢いがありますね。
以上、2020年末時点で、水瀬いのりさんについて思っていることをだらだらと書きなぐりました。
2021年もゆるーく趣味として楽しんでいくつもりです。